下肢静脈瘤治療
ユタカ医院

下肢かし静脈じょうみゃくりゅうの手術治療

足のむくみ、足のだるさ、こむら返りなど
心当たりがある方は、診察をおすすめしています。

ユタカ医院の下肢静脈瘤治療

このページでは下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうにお悩みの方に向けて、下肢静脈瘤の症状から、当院で実際に行っている下肢静脈瘤の治療方法と治療の流れをご紹介しております。

ユタカ医院では下肢静脈瘤に対するレーザーを用いた日帰り手術(焼灼術)フォーム硬化療法(固める治療)など、患者様に合わせた最適な治療を行っております。

下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうとは

下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうとは足の静脈が太くなって こぶ状に浮き出て見えるようになった状態をいいます。

下肢静脈瘤の症状例イラスト|ユタカ医院

下肢静脈瘤は急に悪化したり命の危険はありませんが、足のだるさ、 むくみ、こむら返り、かゆみなどの症状が慢性的におこり生活に支障を及ぼすこともあります。

また、まれに皮膚が硬くなり、皮膚が破れる潰瘍かいようができ、重症になることがあります。このような方は、できるだけ早く受診されることをお勧めいたします。

下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうに関する症状と主な治療法

くもの巣状静脈瘤・網目状静脈瘤

痛みや だるさはあまり無く、血管がクモの巣状や網目のように見える

1mm〜3mm径の細い血管で、文字どおりクモの巣や網目のようにみえます。

痛みや だるさなどの症状はほとんどでませんが、スカートを履けない、水着になれないなどの悩みを抱えている方からの相談があります。

治療はフォーム硬化療法(固める治療)です。

治療直後は色素沈着が残りますが、時間とともに徐々に消えて行きます。

治療により目立たなくすることができますので、ご相談下さい。

また、当院では対外照射レーザー治療は行っておりません。硬化剤を用いた保険診療の治療となります。

陰部静脈瘤

痛みが強く、太ももの裏側から脚の付け根にかけて現れる

太ももの裏側に生じる静脈瘤です。

女性の方、特に経産婦に多く、痛みが強くでるのが特徴です。

太ももの裏側から脚の付け根にできる静脈瘤ですので、診察で見過ごしたり、診断ができずに放置されることもあります。

フォーム硬化療法(固める治療)が良い適応です。

皮膚潰瘍、湿疹

足の一部が茶色に変色し、かゆくなったり、皮膚がただれる

足の一部が茶色に変色し、かゆくなったり皮膚がただれることがあります。

軟膏を塗ってもなかなか治らない時は静脈瘤が原因の時があります。

エコーで静脈の逆流があればレーザーで焼灼(焼く治療)、またはフォーム硬化療法(固める治療)で治療します。

皮膚潰瘍は洗浄、圧迫が非常に重要になりますので、自宅でできるような方法を指導します。

下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうの検査方法

当院ではエコー(超音波)を使って原因となる部位を特定します。

お腹や心臓、妊娠時に赤ちゃんを観察するのと同じように、機器にゼリーをつけて、患部の皮膚面に軽く押し当てて検査を行います。

下肢静脈瘤の検査方法イラスト|ユタカ医院

検査は座った状態で行いますので、
リラックスした状態で安心して検査を受けることができます

初回診察~治療~診察終了までの流れ

初回診察

  1. まずは問診票に記入していただきます。
    診察の際にはハーフパンツに着替えていただきます。
  2. 診察室ではベッドに腰掛けて頂き、気になる症状をお聞きします。
    ベッドを高く上げ、座ったままで検査を行います。約5~10分程度の検査となります。
    検査はエコー(超音波)を使って原因となる静脈を特定します。静脈の拡張具合、逆流の部位や度合い、血栓の有無などを検査で確認します。
  3. 検査結果をお伝えし、治療適応であれば、「焼く」「抜く」「固める」「圧迫する」といった4つの治療法から、患者様にとって適切なものをお伝えします。(静脈以外の原因が見つかることもあります)
  4. 治療のご希望があれば治療(手術)の日程を決めます
    その後、別日に手術の説明をします。※手術前には必ず別日にもう一度来院していただきます。
  5. 採血を行い、ストッキングのサイズ合わせと履き方の指導を行います。

2回目の来院:手術説明

採血の結果をお知らせし、パンフレットに沿って治療(手術)と手術当日、術後の注意事項などをご説明します。
ご質問などございましたら遠慮なくお申し付けください。

3回目の来院:手術日

  1. 手術は月曜日、水曜日の午後から行います。予約時間までに余裕を持ってお越し下さい
    まずは受付を済ませていただいてからご案内します。
  2. 更衣室で術衣にお着替えいただき、手術室に移動して治療を始めます。
  3. 手術時間は治療箇所にもよりますが、30分程度となります。
  4. 治療後に問題などがなければご帰宅が可能です。院内での滞在時間は約1時間半~2時間程度となります。

下肢かし静脈瘤じょうみゃくりゅうの治療方法

見たい治療方法を選択してください
焼く場合の治療方法

レーザーファイバーを血管内に入れて血管の内側から焼きます(レーザー治療)。

治療の流れ
  1. ベッドに仰向け、もしくはうつ伏せで寝ていただき、エコー(超音波)で血管を確認しペンでマーキングをします。
  2. 局所麻酔を5〜6箇所行います。
    痛みを感じるのはこの最初の局所麻酔の時だけです。
  3. 大腿部もしくは膝下より針を刺し、血管内に針を進めます。針を抜いた外筒に細いレーザーファイバーを挿入し、脚の付け根(深部静脈との合流部)まで進めます。
  4. 焼く血管の周囲に生理食塩水を200〜300ml入れ、痛みのないようにしてからレーザーで焼きます。焼く長さは10cm〜50cmになります。治療時間は片足で30分前後となります。

血管を焼いても大丈夫ですか?という質問をよくされますが、治療する部分は逆流する悪い道となっているので、その道を塞ぐことで効率よく血液が心臓にかえるようになりますので問題はありません。

抜く場合の治療方法

ボコボコしている血管はこの焼いた血管からの枝の表在静脈になります。

レーザー治療だけではボコボコした血管は残存することが多いので、見た目もきれいにしたいという方には針穴から血管を引き抜く治療(スタブ・アバルジョン法)を同時に行っています。

また、浅い血管に対してはレーザーで焼くと術後にひきつれや痛みが続くことがあるので、1cm程度の皮膚切開をして静脈を引き抜く(ストリッピング術)を行う場合もあります。

固める場合の治療方法

フォーム硬化療法という、硬化剤と空気を混ぜて泡状(フォーム)にしたものを血管内に注入します。クモの巣状・網目状静脈瘤などの細い静脈瘤、陰部静脈瘤、レーザー治療後の残存側枝静脈瘤など幅広い静脈瘤に対して有効な治療方法です。

治療の流れ
  1. ベッドで横になって治療を開始します。
  2. 硬化剤と空気を混ぜ、泡状にした液体を細い針で血管内に注入します。
  3. 血管内に注入する際にはエコーを用いて血管を見ながら行うこともあります。
  4. 注入後はガーゼと包帯で圧迫します。
圧迫する場合の治療方法

術後はガーゼ+通常の包帯で圧迫を行っております(通常の包帯は緩んでずれることが少なく、自分でも巻ける為、弾性包帯は使っていません)。

翌日から一ヶ月程度は弾性ストッキングを着用していただきます。※当院で採用している弾性ストッキングは日本製、ASHIKAストッキングになります。弱圧であり履きやすいのでおすすめです。

潰瘍病変に対しては洗浄と圧迫療法が非常に重要なのでストッキングコンダクターより指導があります。

4回目来院:術後2日目

検査のため来院して頂きます。
エコー(超音波)検査で血栓ができていないかを確認します。

5回目来院:術後1週間目

エコー(超音波)検査と創部の確認を行います。

6回目来院:術後1ヶ月目

エコー(超音波)検査を行います。問題なければ外来通院は終了となります。

初回診療から治療、診察終了までに少なくとも計6回は来院をしていただきます。治療後に異常などがあればご連絡下さい。

費用について

1割負担

3割負担

初回

1,000 3,000

レーザー治療

12,000
(両脚:約24,000円)
35,000
(両脚:約70,000円)

硬化療法

2,000 6,000

※治療はすべて保険診療で行います。

弾性ストッキング

2,970円(税込み)~
民間の医療保険による給付金について

民間の医療保険・生命保険に加入されている方は、給付金が支給される可能性があります。

加入している各保険会社の担当の方へご相談下さい。診断書を記入しますので持参して下さい。※有料

まずはご相談、お問い合わせを

おかげさまで これまで当院では豊川市を初め、新城市蒲郡市豊橋市など、その他遠方からも非常に多くのお問合わせやご相談、診察から下肢静脈瘤の手術、治療、アフターケアを行っております。

足のだるさ、むくみ等、足の悩みをお持ちの方は、まずは お気軽にご相談、お問い合わせください

電話受付時間
8:00〜12:00 / 15:00〜19:00
(休診日を除く / 緊急時は24時間対応)
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愛知県豊川市大木町やりみず402−1
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アクセス

- Access -

三河一宮駅(JR飯田線)より
タクシーで約3分

愛知県豊川市大木町やりみず402−1

0533-93-6515

駐車場20台(障害者用1台)

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